Pythonで仮想環境を作成する
何回も調べるのでそろそろまとめようかと思った次第
なぜ仮想化をするのか
仮想化を行うことでプロジェクトごとに必要最低限のPythonパッケージを使用することができる。
そんなことしなくてもよい!と思われるかもしれないが以下のような場面で重宝する。
- モジュール同士で衝突が起こっているが、片方はこのプロジェクトには使用していない。ただし、別のプロジェクトでは使用している。
滅多にないが、滅多にないからこそ発生した時の代償は重い。
結論
venvを使用する。自分が作業を行うフォルダに移動し、コマンドプロンプトで以下を入力。
python -m venv [name]
[name]は任意の名前
ちょこっと解説
コマンドライン引数
-m : sys.path から指定されたモジュール名のモジュールを探し、その内容を main モジュールとして実行します。
1. コマンドラインと環境 — Python 3.7.3 ドキュメント
venvは仮想環境を作成するモジュール。
元々はpyvenvという名前だったようだけど、Python 3.6以降では非推奨になったみたい。
名前はvenvが一般的?
コードを実行すると[name]に入力した値と同じ名前のフォルダができる。
仮想環境に切り替える(有効にする)
.\[name]\Scripts\activate
実行しフォルダ名の後ろに(venv)
と出たら成功。
(venv) C:\workspace\>