もしじるし

エンジニアとしての学び。人生の気付き。憧れの人へ出会うまでの道のり。

劇団区民劇場を観劇しました。

劇団区民劇場第120回公演『春立ちぬ』 を観劇してきました。

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以前に演劇をしたことがあり、その際にお世話になった方が出演されるということで観に行くことに。

概要

松浦家の次女、彩香は高校受験を控えた中学3年生。 父 栄一と母 鈴江、長男 敏樹、長女 小枝子、そして大伯母 シゲ子との6人暮らし。

節分も近づいたある冬の夜、大学受験を控える兄、敏樹が突然受験をやめると言い出した。 名門高校に通っている姉の小枝子の様子も何だかおかしい。 そして突然、彩香の担任の教師が松浦家に訪れ 彩香のクラスメートに対する"いじめ"の疑惑を突きつけられる。

次々と起こる問題を引き金に、家族それぞれに抱える過去や葛藤が露になる2日間。 そこに関係する人物たち、浮かび上がる人間模様と、人の心の中にある明と暗。

彩香は何を思い、何を訴えかけるのか。 そして松浦家はどんな春を迎えるのかーー?

いじめ。見て見ぬふり。そんな誰でも一度は見たことのある世の中の課題を題材にした作品です。 いろいろと考えさせられました。

また、出演者全員の演技力が高く、安心して観ることができました。

私が特に気に入ったのはおばあちゃんで、どこかひねくれているし、空気が読めないけれど、生きることへの力強さを感じました。 なんでも見透かしているそんなおばあちゃんも、過去にあんなことがあっただなんて…。その生き方に納得でした。

明日の12日が千秋楽なので、お時間あるかたは是非。