エンジニアが学ぶべきたった1つの言語
『全ての開発者が学ぶべき言語』という見出しで、Qiitaに記事が投稿されていました。
「どの言語を学ぶべきか」という議論はエンジニア向け記事の定番ネタですが、HackerNoonに投稿された5 Programming Languages Every Master Developer Should Learnという記事がなかなか興味深かったので翻訳してみました。
記事内より引用
プログラミングの根源と最新の技術を学んでおこう。という主旨での言語の選出なのかなと印象を受けました。
こちらの記事に選出されている5つの言語は納得のいくものばかりです。
しかし、この5つの言語よりも大切な言語があります。それは英語です。
なぜ英語なのか
日本のエンジニアレベルは高いと胸を張って言える人はどのくらいいるでしょうか。
その証拠に、最新技術は基本的に海外にて発表されます。
このQiitaの記事で選ばれた言語の発祥地を調べてみました。
JAVA
- 開発者:Sun Microsystems(社名)
- 国:アメリカ
Python
- 開発者:グイド・ヴァンロッサム
- 国:オランダ
JavaScript
- 開発者:ブレンダン・アイク
- 国:アメリカ
C
Scala
- 開発者:マーティン・オーダスキー教授
- 国:スイス
以上のように、日本で生まれた言語はありません。
Rubyは確かに日本人のまつもとゆきひろ氏によって開発されましたが、フレームワークのRuby on Railsはデンマークのデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン氏にて開発されています。
また、まつもと氏もDMM英会話のインタビューにて次のように述べています。
ベースになっているテクノロジーのほとんどは、日本で開発されたものでは無いですよね。情報が日本語に翻訳されるのをいちいち待っていたら遅いんです。
英語は学ぶべき?
無理してまで学ぶべきではないと思います。なぜなら、日本の市場は世界第3位1であり、日本だけでも経済は成り立つからです。
しかし、つい最近までは世界2位だったのです。それを中国に抜かされてしまいました。
また、これから先日本の人口は減少していくと予測されているのは周知の通りです。人口の減少は顧客の現象です。
今まで海外から世界第2位の国で稼ぐために日本語を勉強してくれていましたが、これから先は世界で稼ぐために英語の力は必要不可欠です。
すぐに必要ではないけれど、これから先のことを考えた時に学ぶべき言語のひとつであると私は思います。